着メロは当時の携帯電話に大きな楽しさを与えました。

着メロの歴史

昔懐かしい着信音、それは単調にピリリリと繰り返していました。
携帯電話のユーザーが増えてきたころ、もはや誰の携帯電話が鳴っているかわからず
周囲の人が一斉にポケットを探る姿は珍しくない時代がありました。
その中からひとりが電話に応えて、周りの人は自分ではなかったのかと一様に苦笑する、よく見る光景でした。

 

同じ着信音が鳴るので、区別がつかない、
これが着信音進化の始まりではないかと思われます。
その進化の始まりを作ったのは1996年5月、docomoから発売された「デジタルムーバN103HYPER(NEC)」。
携帯電話の着信音に着信メロディ機能が標準搭載されていたのはこの機種が初めてでした。
着信メロディ呼び出しサービスを1997年にアステル東京が開始し、その翌年双葉社から「ケータイ着メロ ドレミbook」が発売されました。

 

そこから着信メロディ、つまりは着メロの快進撃は始まります。
その本はたった8ヶ月で合計8冊発売され、累計350万部の大ヒットとなりました。
販売部数10万部でベストセラーと言われる書籍業界で、350万部という数の大きさがわかります。
各種携帯電話への着メロの入力方法が記されており、たくさんのユーザーが時間をかけて当時の最新のヒット曲を入力したものです。
和音という、高さの違う音を同時に出すことで着メロにも幅が広がりました。
3和音から始まり、現在では128和音まであります。

 

着メロは当時の携帯電話に大きな楽しさを与えました。


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